テイスティング・ルーム第20回
東京のとあるバーに集まる男女3人。
モルト通とはまだまだいえない初心者ながら、
マスターに勧められるモルトをテイスティング、勝手なおしゃべりをしています。
話の内容については、まあ大目に見てあげてください。
今回のウイスキー
- 1972年ブローラ29年(ダグラス・レイン)
- 1978年グレンギリー18年(オフィシャル)
- 余市ピーティー&ソルティ(オフィシャル)
登場人物
マスコミ関係の会社に勤務。おいしいものをおいしいと言える、20代の素直な女性。
金融関係の会社に勤務する男性。仕事がシビアな割に、舌の方の評価は優しい40代。
昼は国際派ビジネスマン、夜はバー&モルト逍遥の達人。
歯に衣着せぬコメントとおやじギャグが痛快な男性。
とあるバーのマスター。?代の男性。
このテイスティングルームは、特別企画を含めて 今回で20回目になるわけですが、常連さんのTさんが 前回をもって目出度くご卒業されました。
えっ、本当ですか?。
いやん、信じられない。
Tさんのようなユニークな評価のできる人材が抜けてしまって、 後釜をどうしようか、いろいろと悩んでいたんですが、 かつてスペシャル・ゲストとして幾度かお付き合いいただいた Sさんにお願いいたしました。
断られるのではないかと心配していたのですが、 月に1度くらいなら何とかしましょうというご返事をいただけて、 ホッとしています。
匿名を条件に参加させてもらいますので、よろしく(一同、笑)。
よろしくお願いします。。
匿名ということで結構ですが、ぜったいに丸わかりですよ。
匿名だから、遠慮しないからね。
まあ思い切ってやりましょう。
僕の方は、「おいしい」に徹しますから。
ユニーク・コメントは、Iさんにお願いすることにして。
ずるーい。
「おいしい」は私の専売特許です(笑)。
1972年ブローラ29年(ダグラス・レイン)
最初の1本は、こちらです。
今回ダグラス・レインが出してきた「Old&Rare Platinum Selection」 シリーズのブローラ29年ですね。
蒸留年は1972年です。
このシリーズ名については、ちょっと面白い話があります。
「Old&Rare Platinum Selection」という名前ですが、 「Old&Rare」と「Platinum Selection」の 二つに分けることができますね。
このシリーズについて、日本人の多くは 「Old&Rare」と呼んでいるけれど、 欧米のモルトファンは「Platinum Selection」と 呼んでいます。
ふむふむ。
ある事情通に聞いたら、こういうことを言っていました。
このシリーズをダグラス・レインが出すときに、最初のバージョンは ほとんど日本向けにして、後のバージョンになってようやくヨーロッパ 向けにも出荷されるようになった。
その最初のバージョンを日本に入れる際に、某輸入会社と ダグラス・レインとの間で、マーケティングの協議を行ったそうです。
その際に、ダグラス・レインの側が「Platinum Selection」を提案し、 日本の輸入元が「Old&Rare」を主張した(くすくす)。
結局、協議はまとまらず、最終的にシリーズ名は 「Old&Rare Platinum Selection」となった。
なるほど。
それで「Old&Rare Platinum Selection」となっているのに、「Old&Rare」の部分が赤色で、 「Platinum Selection」の部分が銀色にしてあるんですね。
へえ~、とっても面白いですね。
色はそれほど濃くないですね。
アルコール度数は何度ですか。
えっと、51度ですね。
このシリーズは、ナチュラル・カスクなんですね。
基本的に、ダグラス・レインのものは、50度以上のものは加水して50度に落として、 50度以下のものはナチュラルで出してくるのが普通なんですが、 このシリーズだけは、特別に50度以上でもナチュラルのまま出してきているんです。
それで、「Old&Rare」なわけですね。
いや、「Platinum Selection」だから(笑)。
結構、ピートの香りが前に出てきますね。
塩素系の香り。
最近この香り、いろんなところで感じられることが多くなったように思います。
日本人の感性では、ヨモギと喩えられることもあるようです。
ヨモギね、確かに。
干し葡萄の香り。
フルーティーな感じはありますね。
味のほうは、いかがですか?
舌に乗せると意外に甘い。
でも苦味も感じる。
甘味と苦味、ちょっとして塩。
ピートは喉の方で感じる。
舌の真ん中から奥に掛けて、ピリピリとした刺激がある。
うん、確かに。
フィニッシュは、ちょっとペッパリー(Peppery・胡椒っぽい)。
どっちかというとタリスカーに似た印象。
確かに、胡椒っぽさ、スパイシーさは感じますね。
以前、このブローラ29年を別の店で飲んだ時よりは、 今日の方が自分にとって美味しいという感じがします。
抜群においしい。
前のときは、封切りから2日経っていましたが、 胡椒をまぶした黄桃のような印象を持ちました。
このブローラは、塩素からスタートして、ソルティ&スパイシーな印象が 一貫して続いているように思います。
そうそう。
あとフルーティさがあって。
そのフルーティーさは、最初に甘さとして感じたね。
それからは、塩っぽさと苦さの背景になっていて、変化の中で顔を出してくる感じ。
途中からは、喉まで感じるようなペッパーが出てくる。
そうですね。
香りが変わってきました。
甘くて、フルーティで、木の実のような。
あっ、本当だ。
甘い木の香り。
何の匂い?。
ウッディーな匂い。
甘味+木で、胡桃のような感じかな。
トップのピート感が無くなって、果実味になってしまいましたね。
こういうモルトで怖いのは、今飲んで、1時間たって飲んで、1日たって飲んで、 それぞれに味が違うことが多い。
このブローラが同じかどうかはわからないけれど、封切りで美味しいと思ったものでも、 しばらくたつと逆の印象に変わってしまうもののあります。
加水しないで全部飲んじゃった。
ピリピリとしていて、後が引かなくて、スッと消えるから、Sさん好みですね。
ほんと、好きですね。
スタートがあって、真ん中があって、最後があって、というのがいいです。
ダグラス・レインは、このシリーズに関しては、特に良い樽を選んできていますね。
「Old&Rare」だから。
「Platinum Selection」だから(笑)。
1978年グレンギリー18年(オフィシャル)
それでは、次にいきましょう。
お次はニュー・ボトルではなくて、5年ほど前に買っておいたものです。
グレンギリーのオフィシャル・ボトル。
1978年蒸留、18年 熟成です。
実を言うと当時グレンギリーのオフィシャルで、 これと同時にもう1種類、29年が出されてまして、 最初にそちらを空けたら、これが本当にうまかった。
そればかりを調子に乗ってお勧めして、 結局こちらの18年はテイスティングもせずに デッド・ストックになっていたものです。
78+18で96年くらいのボトリングですか。
そうですね。
ちなみに裏のラベルには、ヴァッティングされた樽の カスク・ ナンバーが記載されていまして、 都合11樽のヴァッテッドになっています。
現在、新しく82年蒸留、18年のオフィシャルのグレンギリーが出されていますが、 お値段の方も5年前に比べると随分お高くなっているようですね。
色が濃いですね。
シェリーの濃い赤い色。
もう一本の29年はとてつもなく濃い色をしていましたね。
アルコール度数は?
59.4度。
確か29年は、重厚なモルトでしたね。
そうです。
しっかりとフルボディの。
ちょうど赤ワインを度数高くしたみたいモルトで、57度くらいでしたか。
(各自、ノージングを始める)
シェリー樽の個性、ちょっと硫黄っぽい樽香。
Iさんの苦手そうな香り。
鼻を刺激してくるアルコール感が強い。
スパイスが入っている。
硬さがあって、あまり香りが立ってこない。
口に入れちゃった方がいいかもしれない。
ああっ、良い香り。
何の香り?
ええっと、甘さのある・・・。
黒糖とか、蜂蜜とか。
(順次、テイスティングに移って)
ああ、そうですね。
濃厚で、蜂蜜みたい。
一種、エドラダワーのようなまったりした感じ。
酸味のある甘さが広がって。
エドラダワーのトフィーぽさはないですけれど、まったりさはわかります。
これ、グレンギリーらしいパフュームはあまり感じませんね。
ちょっとボウモアのパフュームみたい。
このキャップをちょっとみてください。
(キャップには、キルンの三角屋根が二つ並んでいる)
ああ本当だ、ボウモア。
キャップはそのままでしょ。
塩辛い。
ああ、最初、蜂蜜だったのが、すぐにしょっぱくなった。
すぐに変わってきている。
しょっぱくなってしまった。
もうしょっぱさしか感じない。
いま嗅ぐと匂いも塩辛くなるよ。
その中にどこかで蜂蜜みたいな甘さがあるね。
さっきは無いと言ったんだけれど、今になってようやく グレンギリーらしい香りが出てきた。
一気飲みすると時々出てくることがある。
わかります、あとむせたときとか。
キャンディーみたいなフレイバー。
香水とかじゃなくて、人工甘味料とか。
ドロップとかの。
以前、1年くらい前、スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティのテイスティングで ボウモアとグレンギリーが出てきたことがあった。
その時に、ボウモアはやっぱりボウモアの味がした。
その後で続けてグレンギリーを飲んだら、またボウモアと同じ味だった。
ふう~ん。
時間が経ったら、あまり得意ではない香りが出てきました。
シェリー樽特有のゴム臭さ。
なるほど。
どんどん変わっていくからテイスティング・ノートが書きにくい。
確かに、クルクルと移り変わって。
一口ごとにドンドンと変わっていく。
しょっぱかったのが、また甘くなってきた。
口に水を含んだだけで、味の出方、感じ方が変わってくる。
口に入れたら、最初ちょっと甘くて、途中しょっぱくなって、 時間がたつとまた甘くなって。
でも、後半はシェリーの臭いが強くなって。
あまり好きでないんですよ、これ。
存在感のあるモルトだとは思いますが、以前お勧めだった29年の グレンギリーのような重厚感はないようですね。
余韻も短めだし。
シェリー好きの人には気楽に飲めるモルトのようにも思いますが。
この塩辛さは、シェリー樽というよりも、ソルト樽という感じで。
シェリー好きにも、ボウモア好きにもお勧めしたいモルトということで。
グレンギリーは、曲者が多いですよね。
掴みどころのないところ、ありますね。
甘いなあ。
硫黄ぽいなあ。
喉には辛いなあって、うふ。
早く飲まないとゴムっぽくなるし。
余市ピーティー&ソルティ(オフィシャル)
本日最後の1本に行きましょうか。
7月下旬にリリースされた余市、シングル・カスクの限定バージョン 「Peaty&Salty」です。
今回のシリーズの第2弾ですね。
前回のテイスティング・ルームでは、 余市の「Sherry&Sweet」でしたが、 2回続けてのテイスティングになります。
これちょっと期待してるんです。
この秋には、ソサエティ・ボトリングの余市も出てきますし。
余市は、今が旬って感じですね。
樽は一応ホッグスヘッドという表示になっています。
何の樽かは記載されていませんが…。
味噌樽だと聞いています(笑)。
八丁味噌とか、いいね(笑)。
まあ、おそらくバーボン樽だと思いますね。
色は明るい琥珀、飴色に近い。
確かにPeatyだね。
ちょっと塩あるかな。
ああ、本当に。
ピーティで、塩素っぽい。
塩素もあるけど、スモーキー・ピートもある。
これは、かなりヘビー・ピートを使っている感じですね。
煙っぽいですね。
アルコール度数は?
63.2度。
すごい、高いですね。
この煙、心地良いな。
ああ、良い香り。
私も、大好き。
切り立てで、アルコール度数が高い割には、 香りが固まっているような感じはないですね。
先ほどのグレンギリーとは対照的です。
喉を通った時がすごく美味しい。
Iさんらしくて良いコメントだね。
テイスティング・コメントじゃなければ。
ピートの煙をそのまま液体にしたみたいです。
さっきのグレンギリーのせいか、味の印象は塩からい。
最初はそうでもないんだけれど、フィニッシュはしょっぱい。
舌の先っぽに乗っかった時には甘いんだけれど、 奥に進むに従って、だんだんとしょっぱくなってくる。
飲み干すと、塩っ辛さが余韻として残る。
最初の印象には、Woodyなところもある。
古くなってひねた感じのない、良い木の感じ。
口に含んだときのトップのピーティさは、浮き上がった感じで来ますね。
何か分離しちゃったみたいな。
結構ボディもある。
トロっとしていて。
このトロリ感も良いですね。
後味は、Salty、Salty、Salty。
(確かめるように)Salty、Salty、Salty。
喉の奥底からピートの香りが上がってきて。
最初の一口めには揺さぶられました。
こりゃ、良いなあ。
今日のなかでは、ダントツだわ。
まずいなあ、こりゃ。
最初のブローラ29年も素晴らしいんだけどね。
本当においしい、これ一番。うふ。
使っているピートがアイラ・ピートではないので、 アイラ・モルトの個性とは違うようです。
白州のピーテッド・モルトについても同じで、 やはりアイラ以外のピートを使っています。
例えば、ニッカがポートエレン・モルティングからピートを仕入れてくれば、 アイラの個性を持ったシングル・モルトが日本でもできると思いますね。
ただ1回ごとにキルンを掃除しなければならないので、 その手間は大変だとは思いますが。
それにしてもすごくSaltyですよね。
いくら化学分析をしても、塩は入っていない。
本当に含まれていないんですか?
この話題は、海外のメールマガジンやインターネットでも取り上げられていて、 科学者の人達がいくら分析しても、塩は検出されていないというのが 定説になっています。
へえ。
よく言われるのは、貯蔵庫が海の近くにあって、 海の風に当たるというのがある。
例えばプルトニーは塩の個性が有名で、蒸留所も海の近くにあるけれど、 その貯蔵庫は内陸にある。
海の風はあたらない、関係ないのではないかと。
化学分析をして含まれているということと、 そういった香りや味がすることとの間には、 あまり関係がないということでしょうか?。
極端な例をあげると、 桃の香りのするモルトがよくあるけれど、 桃の果汁が入っているわけではない。
人工的に香りを付けたわけでもない。
椎茸の味がするけれど、ダシを取っているわけではない(笑)。
この間飲んだロングモーンは、馬糞の香りがした(爆笑)。
ボトラー物のボウモアとかアードベッグは、 内陸の熟成庫に入っていたりする。
それでも、あの個性が出てくるということは、 もしかすると貯蔵庫で海の風が個性を作り出すというのは 伝説に近いのかもしれない。
蒸留所が海に近い場合、空き樽を蒸留所で保管していることが多い。
その間に樽に磯の香りが移るのではないかという意見はありますね。
最近は蒸留所からタンクローリーに入れてしまって、 離れたところで樽詰めするところもありますからね。
どこまでがそうなのか。
なるほどね。それにしてもうまい。
最初は余市がいいなって思ったんですが、 全体でよく考えるとグレンギリーが一番かなって思います。
おっと、シェリーの苦手なIさんにしては意外ですね。
どういうところが良かったですか。
香りの甘さが良かったです。
あとの変化とか。
余市については?
私、スモーキーが好きなので、最初のスモーキーさはとっても良いのですが、 後半になって塩っぽい、ひたすら塩辛いところが、ちょっとツライかも。
すいませ~ん、余市、もう一杯ください。
ありゃりゃ、おかわり注文しちゃったよ(笑)。
余市、そんなに良いですか?
僕の評価ではVerry Goodになるね。
時間が経つと印象が変わってくるかも知れないと思うのですが。
だからこそ、どんな状況での評価かをテイスティング・ノートには記録している。
今日の余市は、開けたてのVerry Good。
総合評価は10回くらい飲んで決まってくる。
最近、10年くらいの若いカスク・ストレングスで、 濃厚なタイプがたくさん出てきていますが、 なかには、最初のうちは物凄く素晴らしいんだけれど、 しばらくすると駄目になってしまうものが目立つように思います。
1杯で評価を固めてしまわないようにするというのは賢明ですね。
なるほど。
パーティー用モルトだね。
極端なものでは、1杯の最初と後半とで全く変わることもあります。
たまにありますね、極端に変化するの。
チビチビ飲んでいるうちに、アッと言う間に変わって行く。
29年とかになると、そういう極端な変化、印象が駄目になるというようなものは あまりないですね。
確かにそうですね。
余市の場合、舌の上に塩がしっかりと残る。
唇がピリピリする。
やっぱりこれいいね。Verry Good。
私はグレンギリーの方が好きですね。
時間がたっても、ゴム臭くないし。
いやあ、しっかり樽の癖は出てきていると思うよ。
硫黄っぽい香りとか。
残り香は、ブローラの方が心地良いね。
フルーティーな甘みがあって。
そう思いますね。
それでも、やっぱり私はグレンギリーです。
煙っぽさが強いモルトには、煙が溶け込んだ酸味のようなものを 感じるものがあります。
この余市も、いま匂いを嗅ぐと、その酸っぱい匂いがします。
本当にそうですね。
どれも水を入れない方がいいな。
インパクトが一番強いのは余市ですね。
今日の3本でデリケートなのはブローラだと思います。
グレンギリーも、そんなに悪いとは思わないんですが。
要は評価としてどうするかだね。
わかんないから、NAとするか(笑)。
変化を評価して、I(Interesting)とするか。
そろそろ総括に行きましょうか。
何回でも、何杯でも飲めそうなのがブローラ。
1杯で、いろんな表情が楽しめるのが、グレンギリー。
ブローラを何杯も飲むと、お財布が厳しくなりますよ。
何杯飲んだって、Iさんのお財布が痛まないからいいんだよ(笑)。
余市は、最初のピーティーさにグット引き付けられましたが、 塩っぽさがちょっと強すぎたかなって思います。
「Peaty&Salty」ではなくて、「Salty,Salty&Peaty」(笑)。
Kさんの評価は?。
インパクトで順番を付けると、余市、グレンギリー、ブローラ。
それ、アルコール度数の順番じゃないですか。
自分の嗜好、好きの順番では、余市、ブローラ、グレンギリー。
ウイスキーとしての総合評価では、ブローラ、余市、グレンギリーです。
わはは。
ブローラは、熟成感があって甘さを感じながら、変化を追いかけていく 楽しさがあると思いますね。
1本買ったら、自宅でじっくりと腰を据えて楽しみたい感じでしょうか。
余市は「Peaty&Salty」でわかりやすい。
この個性にはグイグイと引き付けられます。
グレンギリーは、それなりにインパクトはありますが、評価は難しいです。
つかみどころがなくて、NAです。
スコットランドと日本の蒸留所違いもあるでしょうが、 ブローラの味は結果として出てきた美味しさ、 余市の方は狙って作って生み出した味のように感じます。
ブローラは天然物、余市は養殖って感じですか。
そうそう。
でも今日の印象では余市の方が好きと。
グレンギリーは、本当にInteresting。
今日10口くらい飲んだとすれば、2口くらいは余市やブローラより美味しかった。
残りの8口くらいは、そうじゃなくて・・・(笑)。
11樽のヴァッテッドですから、11口飲まなきゃ(笑)。
もう一回飲みにこよう。
また、来週来ますって感じ。
それじゃ、また来月。
次回もよろしくお願いします。